プログラミング・ソフトランディング機能
プログラマブルフィーチャー
SMACアクチュエータは力(推力)、位置、速度/加速度を自由にコントロールでき、複雑な制御が可能です。モーションプロファイルを瞬時に切り替えることができ、段取り替えや調整を容易に行うことができます。専用コントローラのプログラミング機能により、次の3モードでアクチュエータを制御することが可能です。
位置決めモード:アクチュエータのロッドの位置決め(スライドモデルの場合はスライド位置決め)を行うモードです。目標位置は絶対位置、相対位置の何れかを指定します。また、速度、加速度も任意に設定可能です。
速度モード:アクチュエータのロッドを指定した速度で動作させるモードです。目標位置は有りませんので、どこまでも指定された速度で動作します。加速度も任意に設定可能です。また、推力を低く設定することで、ソフトランディングを行う場合にも使用します。
推力モード:指定した推力で動作します。本モードはオープンループで動作します。現在の位置を監視することができます。



ソフトランディング機能
ソフトランディング機能とは、アクチュエータのロッドをワーク表面に軟らかく着地させる機能です。 本機能は、デリケートで壊れやすい部品の組立てやピック&プレース等に最適です。
最初に位置モードでワーク表面の近くまで高速に移動します。次に速度モードに切り替えて接触ポイントを検出します。この時に力をかけ過ぎないように最大電流値を設定します。接触ポイントはエンコーダカウントの監視により判定します。着地後は推力モードに切 り替えて、一定の加圧を保持することが出来ます。
- 低い推力で接触しワークの破損を防ぐ
- ワーク面、または障害物を検知
- 主な用途:
- デリケートな電子部品などのピック&プレース
- 壊れやすい、またはフレキシブルな材質の寸法計測
- スイッチ検査や材質テスト
その他の用途例に関して、またはご質問はお気軽にお問い合わせください。